この記事では次の読者を対象に、検討するべきスクールについて解説します。
プログラミングを使ってフリーランス・副業で活躍したい方
未経験でもフリーランス・副業で稼ぎたい方
はじめに
副業の解禁やリモートワークの浸透に伴い、副業やフリーランスとして働く方が増えてきています。
それに伴い、企業がフリーランス・副業向けの案件を募集することも増え、ますます会社員としてだけではなく、個人で稼ぐスキルが求められようになってきました。
ですが、これから初めてプログラミングを学習される方にとっては、知識も経験もないのに、本当に将来稼げるようになるかは想像することが難しく、とても不安だと思います。
そこで今回は、初心者からフリーランスのエンジニアとして稼ぎたい方向けに、必要なスキルと通うべきスクールについて紹介します。
フリーランスの稼げるスキルとは
フリーランスエンジニアとして稼ぐためのスキルは大きく2つあります。
- フロントエンド言語のプログラミングスキル
- 案件獲得するためのビジネススキル
1.フロントエンド言語のプログラミングスキルに関しては、独学でも十分学習することはできますが、2.案件獲得するためのビジネススキルに関してはコツがいるので、順を追って説明します。
1. フロントエンド言語のプログラミングスキル
結論から先に話すと、フリーランスや副業で稼げるようになりたいのであれば、HTML, CSS, Javascriptなどのフロントエンド言語を身につけることをおすすめします。
理由は、フロントエンド言語の取得はプログラミング言語の中でも比較的簡単かつ、経験が乏しくても着手可能な案件が多数存在するからです。
後ほどフロントエンド言語について詳しく解説しますが、フロントエンド言語だけでは、1人でWebアプリケーションを作成することができないため、バックエンド言語をセットで学ばない限り、0からアプリケーションの作成はできません。
ですが、稼ぐ上での重要なポイントは、稼ぐスキルとプログラミングスキルは必ずしも比例しないということにあります。
実際の企業のチーム開発現場では、一人で全プログラミング言語の知識を活かして開発することより、一部の言語に特化して開発することの方が多いです。
同じように、企業が外部に依頼する案件では、0からアプリケーションを構築するための依頼より、フロントエンド部分だけの外注や案件依頼が豊富です。
また、バックエンド側の開発をするには、言語だけでなく、データベースの理解や、最低限の開発環境・インフラの理解など、学習コストが高く、業務内容も複雑になります。
業務が複雑になるということは、案件を依頼する要件を整理するのも、労力がかかり、あまり外部の人に仕事を依頼するのは大変な上、未経験の人には任せたくないという事情があります。
ですので、こうしたバックエンド領域でも、フリーランスとして活躍したいのであれば、まずは、エンジニアとして企業に就職してから実績を残すのが最短ルートとなります。(最低でも3年程度は必要)
こうした事情から、未経験からフリーランスとして活躍するのであれば、フロントエンド言語を身につけることが最も近道でしょう。
フロントエンド言語とは
フロントエンドとは、Webサービス・アプリケーションで直接ユーザーが目にする箇所のことです。Web上のデザインや、入力フォーム、ボタン等、日々、画面上で表示されているものがフロントエンドと呼ばれる箇所です。
フロントエンド言語は、主にHTML, CSS, Javascriptといった言語が利用されています。
フロントエンドとは別にバックエンドと呼ばれる領域がありますが、こちらは、主にデータベースとのデータの受け渡しなど、ユーザーからは直接目に触れることのない箇所を指します。
例えば、ユーザー登録や、決済など、フロントエンドで入力された文字やデータを受け取り、データベースに保存するための処理を担います。
バックエンド言語では、Ruby, PHP, Python, Java取った言語が利用されています。
エンジニアとデザイナーのどちらで活躍するべきか
フロントエンド言語はプログラミングですが、プログラミングをするからとって、必ずしも、エンジニアというわけではありません。
フロントエンド言語を触る機会があるのは、エンジニアとデザイナーの2つの職種です。
エンジニアは、フロントエンド、バックエンドに分かれて仕事をすることもあれば、両方開発することもあり、職種上、明確に区切りはありませんが、近年は、フロントエンド言語も複雑になってきている背景から、フロントエンドのみを専門的に扱うフロントエンドエンジニアも増えてきています。
フロントエンドエンジニアとして活躍するためには、バックエンドの理解はもちろん、Typescriptと呼ばれる言語やReact, Vueなどのフレームワークまで理解する必要があるので、未経験でフロントエンドエンジニアとして活躍するのは少しハードルが高くなります。
一方デザイナーは、Webデザインから、UXデザインなど、直接ソースコードに触れない領域でのデザインを主に担い、場合によって、HTML, CSS, Javascriptのプログラミングを担当することもあります。
フロントエンドの扱いは、企業の利用ツールやフレームワークによって、担当する職種が変わるため、一概にはいえませんが、フリーランスや副業で活躍したいのであれば、このデザイナーとして、HTML, CSS, Javascriptのプログラミングスキルを取得することをおすすめします。
もし、フロントエンド言語が触れるデザイナーを目指すのであれば、学習難易度は低く、案件も豊富にあるため、効率よく稼ぐことができます。
将来的にデザイナーではなく、エンジニアとして活躍したいのであれば、さらにプログラミング言語を学習する必要がありますが、改めて稼ぐためのスキルと、プログラミングスキルは別であると認識しておきましょう。
2. 案件獲得するためのビジネススキル
必要なスキルは、フロントエンドスキルだけではなく、案件を獲得するためのスキルが必要となります。
ある程度開発チームに所属した経験がある方であれば、こうしたスキルをわざわざ得るためにプログラミングスクールに通う必要はないかもしれません。
ただし、全く開発現場に精通していないような方であれば、業務知識がない状態で一人で仕事を完遂させる必要があるため、プログラミングスクールを検討した方が良いでしょう。
初めにフリーランスとして仕事を受注するために、クラウドソーシングサービスや、フリーランス・案件紹介に特化したエージェントサービスに登録することになります。
そこでは、プロフィール・ポートフォリオの作成から、企業へのアピール方法、仕事を受注した後は、要件をすり合わせるためのコミュニケーションや、継続して案件を受注するためのコミュニケーションスキルなどが求められます。
一度コツを掴んでしまえば、簡単にできそうですが、最初に仕事を受注するまでが大変で、仕事の要件を適切に把握できないまま仕事を受注すると、後々トラブルにもなりかねません。
特にトラブルの元となり得るのは、企業側の求められる要求が曖昧にもかかわらず、仕事依頼をしているようなケースです。
言われた通りに実装したにも関わらず、企業の期待するものができなかった場合、できるまで仕事を要求してくるか、支払いを拒否するかなど、実装時間がまるまる無駄になるようなことがあるので注意が必要です。(こうしたトラブルを回避するためには、最初から要件内容をすりあわせておく必要があります。)
逆の立場の場合も同様で、企業が要件を整理しているにも関わらず、その要件を全く理解してない場合は評判が下がり、フリーランスとして活躍できなくなる可能性があります。
こうした、ビジネス上の勘所を掴めない状態では、フリーランスとして活躍することは非常に難しく、全くの未経験の状態で活躍するためには、少し工夫が必要になります。
そのため今後、未経験からフリーランスとして稼ぎたいのであれば、フリーランスに特化したスクールの検討をおすすめします。
フリーランス向けのスクールの選び方
では、フリーランスとして活躍するために、どんなスクールを選ぶべきか、3つのポイントを押さえて解説します。
- フリーランスに特化したカリキュラムか。
- 案件獲得のサポートがあるか。
- 案件を受注するためのポートフォリオの作成支援があるか。
1. フリーランスに特化したカリキュラムか。
プログラミングスクールで、プログラミングを学んだからとってフリーランスとして活躍できるわけではありません。
でお伝えした通り、副業・フリーランスで活躍するためには、それに特化した言語や知識を得る必要があります。
フリーランスに特化したスクールでは、稼ぐために必要な言語の学習に加え、周辺領域の業務理解や案件獲得するためのカリキュラムを用意しています。
2. 案件獲得のサポートがあるか。
また、プログラミングを学習して終わりではなく、実際に案件を獲得するための実務的なサポートを行なってくれるスクールであるかどうか重要です。
各スクールの紹介HPページには、フリーランス向けという記載があっても実際に案件のサポートまで行ってくれるスクールは限られるため、本当にフリーランスとして仕事を受注するまでのサポートが得られるかは、必ず確認した方が良いです。
具体的には、案件を獲得するための営業方法、提案文の作成や、案件の応募方法、クライアントのクレーム対応など、実際にフリーランスとして業務ができるまでのサポートがあるかどうかを確認してください。場合によっては案件を振ってくれるスクールも存在します。
3. 案件を受注するためのポートフォリオの作成支援があるか。
最後に、ポートフォリオの作成支援があるかも確認するようにしましょう。
正直なところ、ポートフォリオから初心者か経験者かどうかは一目見ただけでわかります。ですが、ポートフォリオを見ないと、あなたのスキルレベルを把握することができないため、初めて仕事を受注する上で大事な役割を持ちます。
当たり前のことですが、誰でも最初は初心者からスタートします。初心者か経験者かどうかは、実績を積んだかどうかの差でしかなく、未経験からスタートするのであれば、最初の案件を受注することから始まります。
最初に案件を受注するためには、まずはクライアントの目に留まる必要があります。ポートフォリオであれば何でもいいのではなく、仕事を任せてもらうための勘所を掴む必要がありますので、そういったポートフォリオの作成支援を行っているスクールを選ぶようにしましょう。
おすすめのスクールランキング
タイトル | フリーランス・副業ランク | スクール | おすすめ | コース | 目的 | 公式サイト | 給付金制度 | 転職保証 | 返金保証 | チーム開発 | オンライン | ポートフォリオ作成 | 費用(税込) | 費用(給付金適用) | 費用(3ヶ月以上通学) | 学習期間 | オフライン拠点 | 中心技術 | 学習内容 | サポート内容 | 転職率 | 転職先実績 | 転職保証条件 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ★★★ | オフラインコース
オンライン個別コース
オンラインコース | フリーランス・副業 | ¥547,800 | ¥547,800 | 4~6ヶ月 | 池袋 | Webデザイン | Webデザイン, HTML, CSS, JavaScript, WordPress | 特別レッスン、卒業制作(ポートフォリオ)、案件サポート、質問対応、転職支援、講演・交流会 | - | - | - | ||||||||||
2 | ★★ | フリーランスコース | フリーランス・副業 | ¥594,000 | ¥594,000 | 3ヶ月 | - | Webデザイン | HTML, CSS, Javascript | ポートフォリオ、質問対応、交流会 | - | - | - |
ZeroPlus
ZeroPlusは、Webデザイナーとしてフリーランスで活躍するためのノウハウ・カリキュラムを提供しています。
案件のサポートはもちろんのこと、卒業後の質問対応や特別講義の無料受講など、フリーランスとして独り立ちするまでのサポートを得ることができます。
フリーランス・副業として、活躍したい全初心者の方におすすめのスクールです。
無料で相談する ※2~5件のカウンセリング・説明会に申し込むことで、自分に合ったスクールを見つけやすくなります。
費用(税込) | 547,800円 |
学習期間 | 4~6ヶ月 |
学習内容 | Webデザイン, HTML, CSS, JavaScript, WordPress |
サポート内容 | 特別レッスン、卒業制作(ポートフォリオ)、案件サポート、質問対応、転職支援、講演・交流会 |
Samurai Engineer
Samrai Engineerは、プログラム学習が挫折しないためのサポートを売りにしており、初心者でもフリーランスできるようなスキル、経験を身につけることができます。
なお、Samrai Engineerはフリーランス向けのコース以外にも、転職保証コース、教養コースなど多様なコースを用意しています。
フリーランス以外にもいろんな選択肢で迷われている方は一度相談することをおすすめします。
無料でプロに相談してみる ※2~5件のカウンセリング・説明会に申し込むことで、自分に合ったスクールを見つけやすくなります。
費用(税込) | 594,000円 |
学習期間 | 3ヶ月 |
学習内容 | HTML, CSS, Javascript |
サポート内容 | ポートフォリオ、質問対応、交流会 |
プログラミングスクールの選び方
転職を検討中の方向け
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- はじめに
- フリーランスの稼げるスキルとは
- 1. フロントエンド言語のプログラミングスキル
- フロントエンド言語とは
- エンジニアとデザイナーのどちらで活躍するべきか
- 2. 案件獲得するためのビジネススキル
- フリーランス向けのスクールの選び方
- 1. フリーランスに特化したカリキュラムか。
- 2. 案件獲得のサポートがあるか。
- 3. 案件を受注するためのポートフォリオの作成支援があるか。
- おすすめのスクールランキング
- ZeroPlus
- Samurai Engineer
- プログラミングスクールの選び方