初心者向け学習方法一覧はこちら
この記事は自分でAIを作れる知識を手に入れたい初学者にわかりやすく解説した記事です。
AIという言葉を耳にしたことはあるが実際にどんな事をしているのかわからないという方に向けた記事となっています。
AIについての知識を初学者にもわかりやすいように丁寧に紹介しておりますので是非最後までどうぞ!
そもそもAIとは?
最近AIという言葉を日常生活でもよく耳にするかと思います。
しかし実際にAIがどんなことをしているのかよく理解出来ていない方も多いのではないでしょうか?
まずAIという言葉についてご説明します。
AIという言葉は「Artificial Intelligence」の略で日本語では人工知能となります。
AIは人間の知能をコンピュータを用いて再現し、従来のロボットでは難しい人間でないと出来ないと思われていたことを自動化する為に作られました。
現代では大量のデータをAIを使用して処理することで、プロ並の技術をスマホを利用するように再現できます。
AIの分類
AIと一口に言っても様々な分類や種類があります。
この見出しでは、強いAIと弱いAI、教師あり学習と教師なし学習の違いについて実例を交えながらご説明します。
強いAIと弱いAI
まず、AIには強いAIと弱いAIという分類があります。
一番大雑把にAIを分類したものがこの強いAIと弱いAIです。
アメリカの大手IT企業IBMによると、強いAIとは「物事を全般的に行う事が可能で人間と同等かそれ以上の知性をもつAI」のことで、AGI(Artificial General Intelligence)とも呼ばれるAIのことです。
一般的にAIと言われて想像するのは強いAIです。
AIが世界を支配するという都市伝説やシンギュラリティというAIが人間を超えるという話は聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?
こういった話に登場するAIは物理的に可能なことであればなんでも可能であり、人間が勝てる要素がないという完全無欠の存在です。
しかし、2022年現在ではそういったAIは存在しません。
一方弱いAIとは、強いAI以外のAI全体を指す言葉で、特定の問題を解決する為に存在するAIです。
例として、チェスに特化したAIや工業に特化したAIなど様々なものに特化したAIが存在します。
現在AIとして活躍しているのはすべて弱いAIです。
そしてこれから話すAIの話もすべて弱いAIについての話となります。
教師あり学習と教師なし学習
これから紹介するAIは、世の中の問題を解決する為に特化した弱いAIと先ほどお伝えしました。
しかし正解がない問題もあります。
例えば明日の天気を予想すると次の日に正解がわかりますが、絵を描くことに正解はありません。
そのため問題を「正解のある問題」と「正解のない問題」に分けることが出来ます。
正解のある問題を解かせることを「教師あり学習」といいます。
一方で正解のない問題を解かせることを「教師なし学習」といいます。
教師あり学習には、天気予報を行うAIや手書きの文字を認識するAIが該当します。
教師あり学習は精度を高めるために積極的に手を加え、人間では予測困難なことを解決することを目的として設計します。
教師なし学習には、画像を生成するAI、メールを迷惑メールなどの様々なメールの種類に分類するAIが該当します。
教師なし学習は人間が分類方法に関与するのではなくAIの分類方法から新たな視点を得ることを目的として設計します。
AIが人間の手を借りずに自分で考えて行うAIが教師なし学習です。
そういった点から考えると弱いAIの中でも最も強いAIに近い存在といえるでしょう。
またAIについて余談なのですが、思いつく全ての選択肢に対して回答を用意し、プログラムされた通りのことしか出来ないことから人工無能と呼ばれています。
AIが実用化されている例
すでに身近なところにAIは活用されています。
既に生活の一部となっているものの例としては音声認識アシスタント「Alexa」や電話窓口の自動受付があります。
他にも意外かもしれませんがお掃除ロボット「Roomba」にもAIが搭載されています。
音声認識アシスタントAlexaや電話窓口の自動受付には「自然言語処理」というAIで言葉を処理しています。
お掃除ロボットRoombaにIは「強化学習」と呼ばれているAIが搭載され、掃除ルートの最適化をしています。
このように現代社会とAIは既に切っても切れない関係となっています!
次の章では、AIを自分で開発するために必要な環境について解説します。
開発するために必要な環境
それではAIを開発するために必要な環境について解説します。
必要なのはプログラミング言語「Python」が利用できるPC環境のみです!
これまでの話から考えるとそれだけで大丈夫なのか?という疑問を抱かれる方も多いかと思います。
確かに昔はAIを開発するためには、スーパーコンピュータと呼ばれる専用の建物を用意しなければならないほど大きなコンピュータが必要でした。
2015年にGoogleが開発したAI「AlphaGo」が世界一の囲碁棋士に初めてハンディキャップなしで勝った時にもスーパーコンピューターを使用し、膨大な量の計算を行っていました。
ちなみに取り得る盤面の数が多いとそれだけ多くの可能性を計算しなければならない為、囲碁>将棋>チェスの順でAIがプロに勝つことは難しいです。
確かに今でも膨大な量のデータの計算にはスーパーコンピュータが使用されています。
しかし、個人が利用する範囲であればPythonにはAIを手軽に扱えるようなパッケージが用意されている為、Pythonが利用できる環境だけでAIを動かすことが出来ます!
是非記事を最後まで読んでAIについて理解を深めてこの記事で学んだことを活かして実際にAIを実装できるまでスキルアップを目指してください!
AIとは?初学者にもわかりやすく解説!基礎編はこれで終了です。
応用編では具体的なAIの種類について紹介しています!こちらも是非どうぞ!
プログラミングスクールの選び方
転職を検討中の方向け
フリーランス・副業で活躍したい方向け
教養・キャリアアップしたい方向け
給付金について詳しく知りたい方向け